一つは、中村健一先生の『担任必携!学級づくり作戦ノート』です。
新学期のスタート30日間に、何をどう考えて進めていくか、その作戦を練るために活用できる本です。
表紙にも中にも、この内容は「基本」と記されていますが、どうしてどうして、結構、細かく書かれています。
中村健一という中堅の先生が、こう考えているから、「よっしゃ!私は」とか「よっしゃ!私も」と考えて進めていけます。
こういう本をよく考え付いたなぁと感心しています。
次は古川光弘先生の『学級づくり成功の原則 魔法のアイデア50選』です。
面白い実践が学級通信をベースにして、たくさん紹介されています。ベテランの域に入っている古川先生のこれまでの学級通信から選りすぐりが満載されています。学級通信の一部がそのまま転載されているので、こんな風に進めたのかと、読み手にとっていい勉強になります。
また、古川先生のファンにはたまらない1冊になっていると思います。
そうそう、途中、「魔法の手袋」が出てきました。私はフッと「黄金の左」を思い出しました。面白い先生だなと、思った次第です。
この2冊に限らず、若い先生はたくさんの教育書を読んで、面白そうだなと思うところをどんどん吸収してほしいです。