大阪の野口塾で、中嶋郁雄先生が生徒指導の話をしてくれました。
勉強していることが伝わってくる良い話しでした。
その中に文部科学省の「生徒指導提要」からの話がありました。
それがちょっと気になり、「生徒指導提要」の中の気になったところを読んでみました。
道徳との絡みの所です。
すると、いじめの所に「仲裁者」と出てきました。
いじめには仲裁者が大事なのです。
昔の話ですが、私が学生だった頃、「生徒指導」という言葉への記憶があまりありません。
その頃、元気に飛び交っていたのは、「週番」とか「風紀委員」という言葉です。
「週番」や「風紀委員」はそれなりに偉い立場で、「准先生」という感じです。
廊下歩行の注意からはじまり、けんかの仲裁、低学年の面倒見、今週の目標を守らせるなど、自分なりに「しっかりしなきゃ」という思いで活動をしていました。
思い出しただけで、懐かしさを感じます。
「仲裁者」が、もし、機能として組織化されていったら、もしかしたら、今風週番や、今様風紀委員になのかも知れない、とふと思いました。
もし今風週番ができたら、それは昔の週番より、もうちょっとセンスの良い形になるでしょうね。
日曜日の野口塾(流し素麺)に、中嶋郁雄先生も参加します。
生徒指導について、少し教えてもらいたいところがあったので、つい、週番系の話を書きました。