ミチオ・カク教授の『NEXT WORLD』を読み始めました。
教室で余談をすることがある先生には,うってつけの本です。
近未来がどうなるのか,それが素人の私にもよく分かるように書いてあるからです。
記憶に残ったところを,子ども達に話聞かせるのもよい勉強になります。
「未来はおもしろい!」を実感させる一時は,かなり高いレベルでの道徳です。
この手の本を読み,近未来を感じると,私のような人間は「もう少し生きて,その未来を見てみたい」という衝動にかられます。
こういう思いをしている内は,しばらく頭も心も体も元気という気がします。
近未来を示す本を読むと,ふつふつと熱い物を感じてきます。
「微分積分を小学生が理解する時代がそう遠くない時にやってくる!」
それが世界のどこから始まるかというと,きっと日本です。
私がいるからではありません。
国全体が都市化しているからです。
どこへ行っても似たような都市文化を完成させている国だからこそ,算数数学の学力の質的転換が始まる可能性が高いのです。もちろん,適切なソフトウェアの開発も必要です。
そういう近未来も覗いて見たいです。
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