馬場さんと出会って,『日本道徳論』を読んでみたくなりました。
その主たる理由は,著述されたのが明治19年だからです。
この時代に本を出せる人は,青春を江戸時代にすごしています。体に江戸時代がしみこんでいます。
そこに,文明開化で欧風になり,その反動で復古もやってき,両者のせめぎ合いが始まった時代です。
ですので,欧風とのコントラストがついて,この時代の道徳の本を読むということは,読みながら,同時に江戸時代の道徳をくっきり学べるかなりいい時代なのなです。
以前から,何かしら読んでみたいと思っていましたが,算数ソフトで非常に忙しくなり,ちょっと遠のいていました。
この機会に,この本を読んで,私の作法道徳を少し豊かにしていきたいと思っています。
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宇佐美寛先生の『私の作文教育』は反響が大きいですね。
フェイスブックに待ってましたとばかりのお声をいただいています。
お手元に届くまで,今しばらくお待ちください。