【横山験也のちょっと一休み】№.2593

■ 2回目の流し素麺野口塾 ■

1回目の素麺塾の時、大学の講義があり山中先生が欠席でした。
今回はいつものように、いつもの位置に、いつもの姿勢でドンと鎮座しています。
これこそが、本来の姿と思いました。

また、今回は北海道から柳谷先生御一家が参加されました。
何時だったか、野口先生と新幹線に乗った時のことです。
「私の後継は、国語は柳谷先生、道徳は山中先生だよ」とお話されていたことがありまた。
両雄がいい感じの位置に座っていて、充実感たっぷりの素麺塾でした。


今回は、小路先生の発案の話に大変驚きました。
それは野口先生の記念館を・・・という話です。

ふと思い出したのは、野口塾が始まったころの事。
山中先生や中嶋先生たちと、野口先生の記念館を・・・と語り合ったのですが、実際にどうしていいかわからず、いつもバーチャル記念館に落ち着いていました。

小路先生は、私のようなヘナチョコでは無いので、実際に記念館の設立まで進めてしまうかもしれない・・・と話を聞きながら思いました。
なぜ、そう思ったかというと、話を聞きつつ、自分の中に何か協力をしたいという気持ちが湧き上がってきたからです。
そういう人を動かす真っ直ぐな前進性を感じました。

何時もながら、小路先生はナイスガイです。

今回は、俳句会が変則ルールになりました。
五七五の冒頭が「みどり」となったのです。

み○○○○
ど○○○○○○
り○○○○

この変則ルールを「折句(おりく)」というそうです。
この縛りはかなりきつく、自分のレベルにはちょっと厳しいなと思いました。
頭をひねって俳句を提出したのですが、凡句となりました。

ふと、皆さんを見ると、スマホで言葉探しをしています。
ほとんどの人がスマホ片手にという状態でした。
これが、近い将来の小学校の教室の姿なのだと思えてきたら、自然と印象深い光景となってきました。
「未来」はこういうちょっとした所に姿を現すと、私は思っています。

後半、加藤先生が隣に座り、つたない話を二人でしていました。
ここでも、少々の驚きがありました。
来年の1月13日(月・祝)に神奈川県の小田原で「第216回野口塾」を開催するチラシを持ってきていたのです。
「野口塾を開きたい」と言っていた青年が、こうして「野口塾を開きます!」とステップアップしています。
この行動力は嬉しいですね。

三重の岡村先生がアメリカへ出張していたことを知りました。
なんと、英語バリバリです。
帰り際の挨拶は全部英語でした。
きわめて、格好良かったです。

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