野口先生と忘年会を開きました。
場所は,東京駅の八重洲口近くの,割烹「嶋村」です。
まかないさんについて行くと,「さくらの間でございます」と!
偶然とはいえ,嬉しいお言葉でした。
部屋に入ると,立派な額がありました。
しばし見ていると,「良寛」と書いてあるではありませんか。
ただならぬ部屋と思いつつ,しばし,野口先生が語るこの書の意味を堪能しました。
頑愚信無比
左の写真は,良寛の書,良寛についてお話下さっている野口先生です。
その語りは,講座そのものでした。
なるほどと感心させられる話の連続でした。
良寛の書の話題で盛り上がっていたら,まかないさんが「嶋村のこと」というしおりを持ってきてくれました。創業が嘉永3年ですから,そのしおりには,桜田門外の変や伊藤博文や井上馨などの名前も記されていて,味わい深い一時となりました。
夕方5時から9時頃まで,実にくつろいて野口先生とお話が出来ました。
心が洗われる気持ちになりました。
さて,お食事です。
出てきたのは「幕末会席」
名前からして,グッと来ました。
23日には,神戸でまたご一緒させていただけます。
ありがたいことです。
通された部屋は和室でしたが,テーブルと椅子が置いてあります。
和洋折衷の部屋は,歴史の一こまを見ている気持ちになります。いいお部屋でした。
来年も,嶋村になりそうな気がしています。
--
関連記事: