◆野口先生との忘年会。
実に楽しく、心穏やかになります。

横藤先生とお会いした時もそうでしたが、モラロジーの話題がでました。
『道徳科学の論文』(廣池千九郎著)がモラロジーの原典のようです。
すでに1巻、2巻は読んでいますが、その先、11巻まであります。

これもいい機会だから、日本の古本屋で注文をしたら、今日、ドンと届きました。
某先生の話では、モラロジーの研究会で、第7巻を学んでいるとのことでした。
ありがたい情報でしたので、さっそく7巻を少しだけ読みました。

数ページ読んだだけですが、頭がついていけていることがわかりました。
孔子と釈迦の違いが軽く書かれていて、なるほどと思った次第です。
「読める」とわかれば、あとは時間を見つけて何とかなります。
たまっている本の順番もありますが、読み進めたいと思います。

◆「人の振り見て我が振り直せ」
このことわざは、まさに道徳です。
道徳のためのことわざと言っても良いです。
これを毎日実行するだけで、自分の心は着実に豊かになっていきます。

善い人を見たとき、そうなりたいと思います。
悪い人を見たとき、ああはなるまいと思います。

これからの自分を少しずつでも変えていき、良い人生を歩みたいと願う人は、たいてい「人の振り見て我が振り直せ」を行っています。
こういう学びが人を見ることで、人と触れ合うことでできるのですから、これはありがたいです。道徳は、身近なところにあると、このことわざからも感じ取れます。

「人の振り見て我が振り直せ」は、道徳の基本なのだろうと思っています。
これだけでも、持ち前の道徳が深まり、人間的によくなっていきます。
そこに、書を読み、道徳の導きを得られたら、さらにありがたいですね。
『道徳科学の論文』も楽しみですし、『論語』も素晴らしいです。

来年は、楽しいことが続きます。
1月15日は、実感道徳の全国大会があります。「道徳読み」をご堪能ください。

そうして、2月11日は、私に文章の書き方を教えてくださった宇佐美寛先生の講演会があります。1月発売の新刊『議論を逃げるな』も楽しみですし、講演会も楽しみです。
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