【横山験也のちょっと一休み】№.3645

嬉しい知らせが届きました。木更津技法研の多田先生からです。
野口芳宏先生が勲章を木更津の市役所で受けられたことが、新千葉新聞に掲載されていたとのことです。その記事を読ませていただきましたが、胸にこみあげてくるものがありますね。

記事の見出しは「長年の教育功労称えて」「木更津市で伝達式 野口芳宏氏に叙勲」です。
写真も載っています。
左から副市長、市長、野口先生、教育長の順に並んで写っています。誇らしいものを感じます。

野口先生が勲章をお受けになる前に、お祝いの会を木更津技法研の先生方が開催してくれました。
その席で、野口先生はいろいろなことを話されたのですが、珍しく論語からのお話がありました。
とも有り遠方よりきたる また楽しからずや」です。
野口先生は、この「朋」は「友」とは異なり、同じ師をしたう仲間のことと話してくれました。その先、どんな話になるか楽しみにしていたのですが、ちょっと騒々しくなりそこのお話を伺うことができませんでした。

この文は論語の第一条の2文目に位置しています。
論語に少し親しんだ方でしたら、ああ、「学びて時にこれを習う またよろこばしからずや」の次に続く文ですねと、声にしたくなるほど有名なところです。

「説ばしい」と「楽しい」の違いも論語の本には記されています。「説」は「悦」のことで一人で感じる楽しさのことです。内なる楽しみです。
これに対するように、「楽しい」は友との楽しみで、外に向かった楽しみです。
来月にも野口先生とお会いするので、この論語の一節についてお伺いしてみたいと思っています。