【横山験也のちょっと一休み】№.3471
野口芳宏先生の米寿のお祝いの会、とても和やかで、参加しているだけいろいろと思うところが湧き上がってくる、私にとってとてもありがたい会でした。
その最たることは、80歳の境地をうかがえたことです。
子曰く、「あきらめ」と「感謝」だよ。
定年の年を超えて、体にもガタが出始めてきているので、野口先生のこの言葉「あきらめ」が染みてきます。思うに、肝要なことは「あきらめ」を受け入れることであり、そうすることで、これまで気づかなかった事への「感謝」に気づいていく。そういう自分になっていくということなのだろうかと思っています。
野口先生のお言葉「あきらめ」は、「あきらめた」ではなく、「あきらめる」でも「あきらめよう」でもありません。過去とも現在とも未来とも決めかねる「あきらめ」なのです。過去と未来とその狭間に生きている今があり、その全体をみつめているようで、含みが大きいです。大いに吟味したいお言葉です。
さて、お祝いの会に参加していた木更津技法研の先生方から、今月の25日(土)に開催される拡大学習会についても話が出ました。
野口先生の仁徳にもう少し触れてみたいので、参加することにしました。お近くの先生、ぜひ、ご参加ください。参加費は500円とのことです。
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