野口塾ビギナーズ。
卒業式の作法について話しました。
作法の心は,どこにあるかというと,「恭敬親和」です。
それを形から教えていくのが作法です。
作法には,「儀式作法」と「日常作法」があり,卒業式の作法は儀式作法です。
日本古来の考え方などが集中するように入り込んでいます。
そんな話しから,姿勢・起立着席・証書授与などの話しをしたのですが,国語的な話しを1つするのを忘れていました。
それは,卒業証書の中に古の国語が入っていることです。
こういわれると,「ああ」と気が付く方もいます。
その通りです。
句読点が無い文を書く形式になっています。
古い文章の書き方が伝統的に使われているのが,卒業証書や賞状です。
この先も,句読点無しの古典的な書き方を守り抜いて欲しいです。
全ての講座が終わり,交流会になったのですが,なんと,その時間全部を使って私の還暦を祝ってくださいました。
思わぬことで大変おどろきました。
野口塾の皆さんに,感謝しています。ありがとうございました。
ますます精進して前進します。