静岡放送さんからの御依頼で,親子作法セミナーに招かれお話ししてきました。
募集親子は,20~25組程度でしたが,予想を超えての御来場があり,教室は満杯。
廊下で立ち見の方もでるほどの状態となりました。
そんな中,1時間ほど,「作法」の話をしました。

最も大事なことは,「姿勢」です。
特に,「椅子に座った姿勢」です。
この話を,セミナー前の打ち合わせでもしました。
すると,ごく自然にテーブルを囲んでいた関係者みなさんの姿勢が良くなりました。
これは,とても良いことです。
姿勢を良くしなさいと言うこともなく,姿勢の話題で皆さんの姿勢が良くなるのです。
「日本人」を感じます。

皆さんで打ち合わせをしているところに,一人の方がドアを開けて入ってきました。
入って来るなり,「とてもびっくり」のリアクションをされました。
「どうしたんですか」
こう口に出てしまうほど,テーブルの雰囲気が変わっていました。
驚かれた方は,ミーティングが始まると同時に,用事があり退出していたので,「ビフォー,アフター」の大違いを実感されたのです。
出るときは,ごく自然の皆さん。
戻ってきたら,グッと良い姿勢の皆さんが和やかに歓談。
これは驚きますよね。

テーブルを囲んでのごく普通の打ち合わせですが,姿勢一つでその雰囲気が大きく変わります。
「姿」に「勢い」が出るからです。
「姿勢」はとても大きな力を持っているのです。

会場は未来教育舎。
代表の高林先生は,10年前に独立され,今や8校の経営者です。
この驚異的な躍進,経営の根底に「仁」がしっかりと位置付いていることが,お話しで理解でき,納得できました。
その上に,高林先生のお人柄も素晴らしいです。
驚くのは校風づくりの取り組みを始めていることです。
「仁」が「風」となり「訓」として表れます。
素晴らしい流れです。
頼もしい先生と知り合いになれ,有り難い1日になりました。
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セミナー修了後,鈴木文男先生と合流。
近くに登呂遺跡があると聞いていたので,ちょっと見学しました。
小学生の頃,6年担任だった小牧達郎先生が熱心に登呂遺跡の話をしてくれました。
そんな思いでもあり,一度は行ってみたいと思っていました。
その願いが鈴木先生と一緒という喜びをプラスして実現しました。
資料館の展示物の中に,魏志倭人伝の一節がありました。
良いところに目を付けてくれ,うれしさがこみ上げて来ました。

鈴木先生から「一発君」スタンプを見せていただきました。
何事に置いても,一発でできた場合に限り押してもらえるというスタンプです。
6年生の子ども達にも大人気だそうです。
私の手帳に,ポンポンと押させていただきました。

また,計算ソフトを見せていただきました。
10年ほど前の作品とのことですが,そのプログラムも素晴らしいですし,アニメーションも凝っていました。
投手が投げるアニメーションは特に力作と分かりました。
伺えば,コマ送りで作られたそうで,それもビデオからイラストを起こし・・・と非常に手の込んだ作り方をされたそうです。
苦労話を伺うことができ,良かったと思いました。

実に充実した日曜日になりました。