【横山験也のちょっと一休み】№.2821
JICAルワンダ事務所の今年のカレンダー。
今月の写真がさくら社のブースです。
黒いジャケットに眼鏡の女性がエバ教頭先生です。
さくら社プロジェクトの現地筆頭スタッフです。
授業もうまいですし、先生方への研修も率先的に進めてくれています。
右端で手に何かを持っている日本人男性は、長沼さんです。
私も顔の上半分が映っています。
左端の男性の頭の上に眼鏡とおでこと髪が映っています。
わずかと言えども、JICAルワンダ事務所の公式のカレンダーに自分が映っているのは嬉しいものがあります。
JICAのプロジェクトはしばし中断ですが、コロナが収まったら再び元気に活動を進めて行きます。
カレンダーといえば、算数のトピック授業としてよく使われています。
どの月のカレンダーでもいいのですが、それを見せて、気づいたことを発表させます。
算数ですので、1から始まる数に着目しての気づきです。
隣同士の差は必ず1になっている。
上下の差は必ず7になっている。
他の月も出ているカレンダーだったら、どの月も1の下は8になっているなど、あれこれ気づいてきます。
たいていは2つの数の関係を見つけてきます。
カレンダーの算数的面白さは3つの数関係でグッとアップします。
「上下にならぶ3つの数。これにある秘密があることに気づけたら、すごいです。」
なんて言っておくと、本気になって上下の3つ数を見比べます。
すると、「わかった!」と元気よく発表してくれる子が出てきます。
面白いのは、上下でなくても、左右に並んだ3つでも同様のことが言えることに気が付くと、その先は、斜めの3つ。チョー斜めの3つ、横なら1つ置きでも!
などと、色々なところに類似の関係があることに気づいていきます。
「数が並んでいるだけですが、ジッと見ると発見がいろいろあるね」と子供たちを認め、さらに、ダメ押しとして、「数が並ぶところに不思議あり」などと結んでおくと、子どもたちの興味が少し広がります。
この本には、不思議なことは書いてありませんが、愉快な「手づくり教材」がたくさん書いています。
割り算の筆算の「スイートポテト」は絶品と言われています。 授業風景のイラストもたくさん載っているのですが、そこに、このネコも主人公のように登場しています。 |
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