【横山験也のちょっと一休み】№.3407

ルワンダの最終渡航で、「さくら」という名前のレストランに入りました。
このレストランは、アントワン氏が経営しているお店です。

ルワンダのレストランは料理がなかなか出てきません。
宿泊先のホテルのレストランでは注文した料理を全部作り終えてから、お客に出します。
ですので、たいていは注文してから1時間後ぐらいにいただくことになります。

初めての渡航時には、「なんで、こんなに待たせるのか!!」とプリプリ状態でしたが、これも慣れてくるものなんですね。次第に、こんなものだと思えるようになりました。

面白かったのは、このさくらレストランでの「お待たせ時間」です。なんと、2時間40分。
「お待たせ最高記録」を樹立しました。
こういう記録が出てくると、海外のレストランでの一つの楽しみとなります。
長く待たされても、「ルワンダでねぇ」と話すこともできますし、記録を更新しようものなら、それを楽しめます。

ただ、不思議な事に、このレストランに入る5日ほど前、出立の成田空港のレストランでソバをを注文しました。そのソバが15分たっても出てこないので、厨房にどうなっているの聞きに行っていました。

日本にいると15分も待てないのに、ルワンダに行くと1時間は当たり前という自分になっています。
「郷に入っては郷に従え」
そういうようになっていることが、実によくわかりました。

印象的に感じたことは、「どこにいるかで、意識は根底から変わる」ということです。
面白い発見でした。

写真は、さくらレストランでの光景です。
食事の前の手を洗うサービスです。
日本では見ることができないので、急ぎシャッターを切りました。

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