【横山験也のちょっと一休み】№.2252

■日本パビリオンに算数ソフト■

アフリカ最大のICT国際会議の日本館。
総務省とJICAと神戸市が主体となりパビリオンを設置しました。

その一角に、ご覧のように、英語版算数ソフトが大きく映し出されました。

左隣は、主体となった神戸市のブースです。

当初の予定では、ソフトが映っている壁には神戸市のように幕を張りだす予定でした。
ですが、リーダーの長沼氏が会場入りし、さくら社のブースをどのように設営したら、より効果的かを検討してくれ、幕の位置をスクリーンとして活用することにしました。
こういう判断、素晴らしいです。

おかげさまで、大画面を見ながら説明をしたり、通路を歩いている要人の目に留まったりと、大きな成果をもたらしました。

画面に映っている学習は、ルワンダでは小学校1年生で学びます。
しかしながら、不等号の概念はなかなか難しいです。

私は、小学校高学年か中学の頃、不等号を覚えるために、 } のイメージと重ねてしまい大混乱をしました。
} はとんがっている方に上位概念が来るので、とんがっている方が大きい数と思い込んでしまったのです。
おかげでテストは総崩れ。
苦い思い出です。

そういう子を一人も出さないように、先輩から教わった図案化をソフトに取り入れ、さらに、そこに量を示す図も付け、意味も分かるようにしました。
このソフト、かなり好評だったようです。

英語版の算数ソフトを、着実にアフリカに浸透させ、アフリカの算数力の向上に役立ちたいと願っています。

関連記事: