【横山験也のちょっと一休み】№.2406

山中伸之先生の『所見辞典』は本当にいいですね!!
早めに備えて、充実した学期末を送ってください。

「これで何十万の子供たちが救われる!」と言ってしまいました■
来年の3月ごろまでは、かなり忙しい日々となると予想していました。
それが、どうも6月ごろまで続きそうで、実に嬉しい気持ちになっています。

先日も、ルワンダ向けのミーティングがありました。
予想を超えての非常に良い内容でした。
嬉しくなり、会の終わりに思わず、「これで何十万の子供たちが救われる!」と言ってしまいました。

たくさんの子を救える目前まで来ています。
今、ここでくじけるわけにはいきません。
少々の無理をしてでも、前進をしてルワンダの子供たちに、
心底楽しい、
それでいて良くわかる、
気が付くと算数が好きになっている、
そういう摩訶不思議な算数ソフトを見せてあげたいです。

ルワンダでは小学校の1年生から3年生までは現地語のキニヤルワンダ語で算数の勉強をします。
英語で算数を勉強するのは4年生からです。

ですので、算数ソフトも1年2年3年生版は、キニヤルワンダ語にしなければなりません。
そのためには、一度、英語で作り、それからキニヤルワンダ語に対応させていきます。

厄介なところもあります。
英語とキニヤルワンダ語の両方ができる人がいれば、それでいいということにはならないことです。
学校には学校で使う独特の言い回しがあります。
例えば、日本の算数でも「かさ」とか「はした」とか、世間一般ではあまり用いられていない言葉を使う場面があります。
また、言い回しも、分かりやすくしなければなりません。

そういった言葉遣いにも気を使いますが、
そこに、さらに独特の表記の違いが加わります。

「5m」と日本語でも英語でも書きますが、
キニヤルワンダ語では「m5」と書きます。

こういう所も越えていかなければなりません。
それでも、越えて進めば、現地の先生も子供たちも大歓迎をしてくれます。
困難を越えてこその喜びです。
大いに奮励したいと思います。

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