PHPから出した『恥をかかない!小学生の行儀作法』が増刷になったと連絡がありました。
この本は書店には並んでいません。
生協ルートでのみの購入となります。
ありがたいことに,息長く売れているようで,今回で6刷りです。
行儀作法をきちんと教える先生がかなり増えてきているようです。
これはありがたいことです。
何しろ,学級が崩れにくくなります。
崩れるというのは,形が保てていない状態を言います。
行儀作法は,形を習得していく学習です。
そこがしっかりしていたら,崩れる方が難しくなります。
行儀作法といえば,「真行草」ですね。
この微妙なところを把握できると,行儀作法を見る目が伸びてきます。
今月の27日(日)。
愛媛県の宇和島で「心の教育フェスティバル2015in宇和島」が開催されます。
野口先生,山中先生と私が,授業と講話をします。
私の授業は「姿勢の良い人になろう」です。
行儀作法の骨格部分の授業です。
もちろん,1時間で姿勢の良い人になれるという夢物語の授業ではありません。
自覚しても自覚しても,良い姿勢を続けるのは難しいです。
筋肉が形成されていないからです。
だから,粘り強く良い姿勢を意識させ続けることが肝要となります。
そのために,「良い姿勢とは何をどうすることか」,また「それはなぜか」という知識があると,指導がしやすくなります。
私の講話は「道徳と礼儀作法」です。
「礼儀作法を学ぶと,不道徳の心が芽生える」ということも話す予定です。
ここが行儀作法の一風変わったロジックです。
良い姿勢の指導を続けている先生には,わかりきっている内容です。
このロジックがわかっているので,「時々の指導」が適切になります。
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