【横山験也のちょっと一休み】№.3647

神保町にある「本丸書店」という本屋さんです。でも、普通の本屋ではありません。シェア型書店です。
書店の棚を区切って、一区画毎に貸し出しし、借りた人がその1つ分の棚のオーナーとなって、自分で売りたい本を陳列するという仕組みです。

いま、このシェア型書店が神保町に次々と出てきています。店に並んでいる本の数では書店の方が圧倒的に多いのですが、なぜか妙に人気があり、足を運んでいるお客さんがたくさんいます。

こういう新しいタイプの書店ができていることをキャッチしたさくら社のスタッフさんが、いろいろと調べてくれ、さくら社もお借りして・・・となりました。
選んだシェア型書店さんが、この本丸書店さんです。

さくら社の棚は、写真の右側に並んでいる棚の一角です。やや奥の方にいい場所があったので、仮押さえをしています。
さくら社の棚が正式にオープンするのは、月末ごろと思っています。

そういうこともあって、ちょっと視察に行ってきました。
すると、不思議なもので、「自分も棚が欲しいなぁ」という気持ちになってきます。もし、自分の棚を持ったら、何を陳列しようかとあれこれ思いが巡ります。しかし、行き着く先は、「あっ、たいていの本には線が引いてあるじゃん!」となり、撃沈です。でも、和書は線をあまり引いていないので、和書ならいけるかもしれません。「教育マニア」というような棚名にしたら、少しは売れるかもしれませんね。
さて、さくら社の棚にはどんな名前が出るのでしょうか。それも楽しみです。