【横山験也のちょっと一休み】№.2700

■ 大晦日、引き続き『三国志』 ■

大晦日ですね。
『三国志』を読み進めました。
劉備も関羽も張飛もすでに亡くなっていて、7巻でついに孔明も亡くなりました。
この先は知らない人物ばかりとなりそうですが、後1巻ですから、ここまで来たら読み終えようと思います。
その後は、ちくまの『三国志』を読んでみたいと思っています。

読解力の低下が世間で騒がれていますが、『三国志』を読むと、自分もかなり読解力が低いと感じます。
何しろ、登場人物がたくさん出てくるので、誰が何やら、何が何だか分からなくないまま、とにかく読むという感じになります。

こんな状態の自分を見ると、子ども達の読解力が劣っているなどと、偉そうなことは言えないなと感じてきます。
人の事より、自分の読解力を心配した方がいいとすら思えてきます。

読解力が劣ると感じる私は、どうやって読んでいるかというと、シャープペンを持って読み進めています。
シャープペンの仕事で特に多いのは、登場人物の名前をぐるっと囲むことです。
全員を囲むわけではなく、テレビドラマにしたら、画面に映っていそうな人物名に主に囲みを入れて、その後はだらだらと少し線を引き・・・という塩梅で読んでいます。
また、グッとくるところがあったら、グイッと線を引いたり、グルグルと囲ったり、いいねぇと思った言葉を脇に書き写したり、家で読んでいる時は辞書を引いて、意味を書き込んだり・・・と、読解力不足を補う簡単なことをほんの少ししています。
これでかろうじて、ほんの少し分かったかもしれないという気分になっています。
少々、情けないですよね。
それでも、それで『三国志』が楽しめるのですから、私にはありがたいこととなります。

さてと、第8巻では晋として統一する人物が登場するようです。
どんな人物なのか、学べるところが一つでもあれば、ラッキーと思います。

今年はこれでおしまいです。
良い年をお迎えください。

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