【横山験也のちょっと一休み】№.2702

■ お正月 今度は陳寿の『三国志』 ■

穏やかなお正月です。

『三国志』が終わり、ちくまの『正史 三国志』が本日届きました。
陳寿の書で、こちらは人物毎に話が記されています。
ですので、辞書的な読み方ができます。
この形式は有難いです。
何かの調べ物の最中に、どうにも孔明を・・・となったとき、ザザッと読めば、大いに役に立つからです。

だから、そのまま本棚へ・・・とも思ったのですが、やはり孔明と劉備は気になります。
5巻の孔明の所を少し読みました。

読んでみるものですね。
125ページでグッときました。
ルワンダでの先生方の研修で私たちが進めている方法とよく似た考え方が出てきたのです。

おもわず、「さすが孔明!」と口にしました。
その時、もしかしたら、孔明は乱世の孔子なのかもしれないと思えてきました。

そうおもったら、急に、『論語』『春秋左氏伝』が気になりました。
孔子にもう少し近づくように読んでみたいと思ったのです。
両方とも、少し読んだのですが、春秋左氏伝の味わいが変わりました。

お正月から充実しています。
三国志、良いですね!!

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