【横山験也のちょっと一休み】№.3529
夢中で算数3集。
山口の藤本浩行先生が算数の授業で使ってくださり、これが大ヒットしたそうです。
どんな様子だったのか、頂いたメールを引用します。
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ドイツの日本人学校から帰って来て、
小学校3年担任として、楽しく働いています。
高著 シリーズ3 授業で活用させていただきました。
3年算数「たし算・ひき算」で、
「神が降臨するシリーズは、授業でお勧めです。
単なるネタではなく、授業づくりをしましたので、子どもの学力を伸ばし、
楽しい授業となりました。規則性を見つける知的な授業となりました。
丁寧に板書していけば、からくりを3年生の子どもでも、見事に当てます。
1学期の思い出の授業で、「秘密の計算シリーズ」をベスト3の中に、どの
子どもも入れていました。
先日の保護者会でも、「先生の授業は、面白い!」「家でも、親子で数字当て
をやっています」などという有難いお言葉をいただきました。
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太字を私が付けましたが、ここが実に素晴らしいです。
子ども達は、「なぜ、そうなるんだ?!」と不思議に思ったんですね。しかも、かなり強く不思議に思ったのです。
その様子を見て、すぐに答えを教えず、探究できるようにしていったのが藤本先生です。
算数のアイディア教材ですから、探究すれば、必然的に論理的となり、知的となります。
筋道を立てて考えれば、「あっ! 分かった!」となる瞬間がやってきます。そうなったら、たまらないですね。
その結果、1学期の思い出の授業として、どの子もベスト3に選びました。
算数の授業をベスト3に入れる子は、まれにいますが、全員がベスト3に選んだとなると、これは本当に「夢中になった授業」だったのだと伝わります。
藤本先生が、第3集の本から授業に使ったのは、次の4つです。
1、神が降臨するひき算①
2、神が降臨するひき算②
3、超特急たし算
4、絶対の1089!
どれも、最高に面白いです。
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