【横山験也のちょっと一休み】№.3642

5年生で「合同」を学習します。合同を子供向けの平たい言葉で言うと、「そっくり」がふさわしいと思っています。ですので、合同の初めに、簡単なそっくりさんパズルに取り組ませていました。

左側の「ヨット」と全く同じ形を右側に書きましょうという簡単なパズルです。
この時、右側に何かしらの絵をセットします。その絵に線が引っかかったら、それはミスとなります。
この絵は無くてもいいのですが、あると、注意喚起になります。「ちょっと気を付けよう」という気持ちになるので、正しくそっくりな線を引くことができます。

算数の内容はとても洗練されていますが、注意喚起を意識したつくりにはなっていません。そう言う所は、教師の親心のようなもので補ってきています。この注意喚起は、今後の教育に大切な思考となる予感がしています。ですので、この先も、ちょっと意識していきたいと思っています。

話はそれますが、先ほどセットした絵、これはあくびをしている猫の写真です。
アドビのfireflyで「ネコがあくびをしている写真」と書いて作り出した写真です。
生成AIが大発達している時代ですので、昔のように、イラストを自分で描いて、そこに気を付けて・・・という形でなくても、こうして作りだされた写真を張り付けて、楽しい学習パズルを作ることができます。

何とも言えない、面白さのある時代になりましたね。

下の3冊は私の書いた算数のアイディア教材の本です。楽しい本です。