【横山験也のちょっと一休み】№.3732
2年生ではかけ算の学習がほぼ終わっていると思います。
学年末、ちょっと時間にゆとりがあったら、この計算パズルはいかがでしょう。
□が9つあります。この中にそれぞれ異なる数を入れます。入れられる数は、1~10までの数です。
入れる数は10個あり、□は9です。1個余ります。
さて、どのように数を入れたらいいでしょうね。
このパズルの答えは1つではありません。たし算やかけ算は数を入れ替えることができるので、それだけでも4通りは正解があります。
ひき算も引く数と答を入れ替えることができます。すると、合計8通りとなります。
1つの答えが分かれば、数の入れ替えで8通りできるのですから、使う数を変えて正解すると、それに関連して合計8通りの答えが出てきます。
ですので、ちょっと考えますが、すぐにあちらこちらから、「先生出来ました!」の声が上がってきます。隣の子に丸を付けてもらうのも良いですし、できた解答を黒板に貼り付けておくのもいいです。
そうして、楽しんだ後に先生から学ぶことの面白さをひと言話してあげるとナイスとなります。
「この算数パズルは、かけ算を習ったからできるんだよね。1年生の子は残念ですが、まだできません。来年、3年生の算数を勉強をしたら、わり算を使った面白いパズルも楽しめるようになりますよ」
学ぶことが新しい楽しさを生み出していることを伝えていきたいですね。
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下の3冊にも楽しい算数がたくさん載っています。ぜひ、お読みください。
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