【横山験也のちょっと一休み】№.3723
「年齢当て算数術」について、前回書いたのですが、大きな間違いをしていて、年齢のことを誕生日と書いていました。情けないですね。前回の記事を少し直しました。
さて、その年齢を把握する所を書いていませんでした。
ちょっと、復習のようになりますが、今回の「年齢当て算数術」は、次のように行います。
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① かけ算九九の「9の段」の中から、自分の好きな答えを1つ選んでもらいます。(仮に、9×6=54としましょう)
② 54を10倍します。(540)
③ 540に年齢を足してもらいます。(38才なら、578)
④ 最後に、③の数を言ってもらいます。
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「578」と言われたら、確実に1の位の「8」はそのまま年齢となります。これは説明が要らないと思います。
残りの「57」から38才の3を見出す方法をご紹介します。
基本的に9の倍数分が不要なので、9を取り去ればいいのです。
ですので、57÷9をすると、「6あまり3」となります。
この余った部分が年齢の十の位です。
ただ、これを暗算で計算しているとミスりやすいので、九去法を使います。九去法は÷9をしたのとき余りを速算する方法です。
57の5と7を足します。
5+7=12。
この12から9を引くと、余りが出ます。
これが九去法です。
この九去法は約分で9で割れるかどうかを見る時などに、便利に使えます。
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下の本も楽しいですよ。
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