【横山験也のちょっと一休み】№.2988

on-line野口塾忘年会で、1コマお話をしました。
テーマは算数ですので、私は楽しいのですが、聞いている先生方はどうだったでしょうね。
なにしろ、国語と道徳の専門塾である野口塾です。
そんな場で算数の話をするのは、少し、ずれているようにも思います。

それでも私は算数が好きなので、用意しておいた話を順番に話しました。
そのほとんどは、『「夢中で算数」をつくる教材アイディア集』に載っている話ですが、新しい話も少しく加えました。

1、わり算の筆算
2、分数
3、数の位取り
4、小数のたし算
5、計算のきまり

合間に、コラム的に小話を挟みました。
1、和語
2、算数とは
3、垂直は立派だ

合間に挟んだコラムの中の「2、算数とは」は、巨大なテーマに見えますが、とても簡単な話です。
算数を教える時の教える側の頭の働かせ方みたいなことをちょろっと話しました。

今回が初めての話となったのが、「5、計算のきまり」です。
4×(3+2)のような計算のはなしです。
かっこは漢字で「括弧」と書くので・・・との話をはじめにして、それから、ちょっと角度の違うアプローチの仕方をしました。
授業ですから、どうアプローチするかはいろいろあるので、その中のちょっと珍しい「話しかける話」をしました。
「通」向けの話です。
若い先生にはどうかなと思う内容でしたが、そこそこ喜んでいただけました。

そうそう、漢字の括弧の話題の時、参加されていた平河先生に「括弧」を紙に書いていただきました。
さらさらっと書いて、見せてくださったのですが、それが達筆!
平井美穂先生も達筆ですが、平河先生も達筆です。
平河先生の字を見ながら、野口塾で「字が上手になる講座」があったら、どんなにいいだろうかと思いました。

楽しい1日でした。

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