大阪での2つ目のお話は,算数ソフト。
少し見せてから,会場の皆さんが見たいところを見ていただくことにしました。
その中で,「5年生の割合」というご希望がありました。
ソフトを開きつつ,「算数の一つの単元は,新しい考え方の学習なんだ!」という様なことを思いつつ,1つめのソフトを開きました。
「01A,割合/理解/試合でよく勝ったのは,どっち?」です。
このソフトでは,AチームとBチームの,試合数と勝ち数を自由に設定できます。
右のように,
Aは8試合中4勝
Bは4試合中3勝
と設定しました。
画面に出てきた「星取り表」を見て,良く勝っているのはどっちなのか,考えます。
勝ち数では,Aの方が勝っています。
これが既習の比べ方です。
でも,全体でみると,Bの方が勝っているように見えます。
それをどうやって示すか。
ここが,ソフトの腕です。
「?」マークのクリックで,一瞬で,横幅が等しくなります。
すると,Bの方の1勝は,Aの2勝分の幅をもっていることがわかります。
この全体をそろえる比べ方が割合なのです。
この新しい比べ方を,計算でわかるようにするのが,割合の学習なのです。
そんな話をしました。
ほんの少しですが,算数への理解も深まり,また,ソフトのパワーも感じていただけました。
会場の先生方皆さん,算数ソフトを使いたいと手を挙げて下さいました。
ありがたいことです。
子ども達もどんどん理解が深まり,算数力が総合的にアップしますね。
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