「チーム算数」を月に1回ぐらいのペースで開催していますが,それとは別に,「算数夕食会」を開催することにしました。
一緒に食事をしながら,算数ソフトやその周辺の話しを熱く語り合います。

その第1回が23日(金)です。場所は稲毛付近の居酒屋です。
目下,北海道の渥美先生と,神奈川の佐藤先生の参加が決まっています。(御一緒に!と思う先生,ご一報下さい。一緒に楽しく過ごしましょう)

渥美先生は,朝日新聞の「窓」に紹介された先生です。1年生から担任しているクラスの中に特別支援のお子さんがいて,残念なことに,入学後も数の大小が分らずにいました。どう指導したらよいのか考えた末,算数ソフトを使うことにしました。そうしたら,その子がとっても強い興味を示してくれたので,その後もずっとソフトを使い続け,根気よく教えてきました。結果, かけ算九九で満点をとるまでに成長しました。
私が,渥美先生の取り組みを知ったのは,かけ算九九に入り始めた頃でした。その後,九九のテストで満点を取ったと知らされ,どうしても渥美先生がそのお子さんと行う算数の勉強を見ておきたくなり,無理を願って授業参観させていただきました。教室で見たのは,特別支援のお子さんがどの子なのか分からないほどの素晴らしい授業でした。

佐藤先生は若い先生です。10月に崩壊学級の担任を任され,それを10日でほぼ復旧させた先生です。いろいろな指導を繰り出しつつも,主力は算数の時間です。算数ソフトを十二分に活用して,すさんだ心になっていた子ども達を,みるみる間に明るい暖かい子ども達へと戻していったのです。
中には,算数の練習問題になると,教室から逃げ出してしまうお子さんもいたそうです。その子が,今は,「先生,静かにしていて下さい。勉強に集中できません」と言うほどに大成長しています。
勉強そのものが面白ければ,子ども達はどんどん良い道を歩み始めるのだと,強く感じています。

こんな素晴らしい先生方と稻毛で一緒に夕食会です。
算数のことを楽しく語らいながら,さらに一歩進んだ学習を生み出せるように考えたいと思います。

そうして,翌日は,東京の江戸川区船堀で「奇跡の算数セミナー」です。
楽しみな日が続きます。

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12月7日(金)には,九州の平川先生と「算数夕食会」です。第2回の算数夕食会です。
平川先生はデジタルに強い先生ですので,その方面の話も伺いつつ,算数の様子なども聞いて,多いに語らいたいと思います。
とっても楽しみです。