【横山験也のちょっと一休み】№.2800

前田康裕先生からのレビューが、澤 栄美先生の本に入っていました。
あの「まんがで知るシリーズ」の前田康裕先生からです。

 これは文句なしの良書だと思う。
 「キレやすい子」「反抗的な子」等、学校には様々な子どもたちがいる。
 この本には、こうした一人一人の子どもたちの特性を考えて対応するための具体的な教師の行動が示してある。
 しかも、イラスト入りなのでイメージしやすく、すっと頭に入ってくる。
 単に叱りつけていた自分自身を反省。
 学級担任時代にこの本を読んでいれば、違った指導ができただろう。

「単に叱りつけていた自分自身を反省」と記されていますが、若い頃から前田先生はそういう先生ではありませんでした。
叱りつけることも合ったとは思いますが、手立てを講じて向き合っていたのが前田先生です。

前田先生で思い出すのは、番長の話です。
オーバーを着たままで番長が授業を受けていたので、前田先生は一計を案じ、ちょっとした作業を番長にさせました。
すると、番長は自分からオーバーを脱いでしまい、子分衆もそれを見て右へ習えとなりました。

この凄腕の前田先生が、「文句なしの良書」と記しています。
私もこの本を読んで、これは本当にすごい本で、できれば男の先生は絶対に読んで欲しいと思ったほどです。

実にいいレビューを読むことができました。
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