【横山験也のちょっと一休み】№.2143

今度の土曜日は関大初等部の公開研究会です。
聞くところによると800名を超えているそうです。
思考力という先進的な研究を継続的に続けています。
なかなかできることではありません。
その成果が本になって今年も発売されます。
嬉しいことです。

■セミナーが中止になり■
諸般の事情で「第3回 主張ある道徳授業を創る!」が中止になりました。
テーマが「いじめ自殺」でしたので、この話を聞くことができなくなったのは、少々残念です。
私の関心所は、「いじめ自殺」における道徳の構造です。
それを講師の先生方が、どう把握しているかを学べるかも・・と、少し期待していました。

道徳の構造の把握がいかに大切かは、「雨のバス停留所で」における、よし子とお母さんの認識の違いを知ることで、かなりの合点がいきます。
こういう話が学問道徳と言われる世界です。
学べば分かるようになり、次第に良い判断ができるようになります。
そんなことを感じているので、教材研究を通して学問道徳の一端に触れるスタイルでこの先、お話をしていくようになるのだろうと思っています。

そこまでの道のりとして、このセミナーでの私の話は順序だった形になっていました。
第1回目 道徳のそもそも論
第2回目 「道徳読み」
第3回目 教材研究(学問道徳)

その3回目が中止になったのですが、ありがたいことに、第2回道徳読み学習会が3月21日(祝)に開催されることになりました。
この学習会では、私が少し多めに話をしますので、今回は1~3をまとめてお話しできそうです。
こういう場を作ってもらえて、本当にありがたいと思います。

第2回目の道徳読み学習会は東京の調布で開催されます。
第3回目は大阪を予定しています。


関連記事: