【横山験也のちょっと一休み】№.3655
8月17日に大宮で、深澤道場(道場主:深澤久先生)のセミナーが開催されます。
『鍛え・育てる ~子どもたちを〝育てる〟ために~』教師力UPセミナー です。
この案内に出ている深澤先生の呼び掛け文が、2作目となりました。いつもながら、気合の入った文章となっています。そういう文章が好きという先生、ぜひ、サイトをご覧ください。
このセミナーでは、深澤先生が最後にお話をしてくれます。
テーマ:子どもを〝育てる〟教師へ ~上達論~
わたしはこのテーマを見た時、非常に楽しみだと思いました。深澤先生は私とは異なる歩みで、上達論を習得してきた先生だからです。
深澤先生が大学生の頃、まだ学生運動がくすぶっていて、彼はマイクを持って、学内を歩く学生に話し始めます。すると、歩いていた学生は足を止めはじめ、聴衆となり、彼の話を聞き込んでいきます。(彼から聞いた話です)
こう言う所から、上達論を自身でつかんできています。私はと言うは、大学の空手部の総帥が認識論による武道論を展開していた南郷継正だったので、彼の本から学びました。
深澤先生は「大衆組織」での上達論です。私の方は組織内での個人の上達論です。
ここに大きな違いがあるので、そのあたりを思いつつ、深澤先生の話を聞くと、得るところが大きくなりそうと思っています。
私も一こま話します。深澤先生の前のコマです。
テーマ:「鍛え・育てる」深澤実践の構造
このテーマの最後に(上達論)と書き加えようと思っていましたが、どう考えても、話す内容はその一端なので、上達論と書くのは行き過ぎだろうと思い控えました。でも、そう書いておいたら、ともに上達論で内輪受けはしただろうと思います。
私がこのセミナーで注目をしているのは、二人の先生の実践発表です。一人は飯村友和先生。昨年の12月に道徳のセミナーに参加したときに、彼は道徳実践を発表をしていました。一時、ニュースとしても流れていた国際的な話がテーマでした。それを授業に取り入れたところに、彼のセンスの良さを感じました。もう一人は、金子祥吾先生。彼は2月の深澤道場で国語と算数の発表をしていました。国語はまとめ的な内容で、算数は低学年の数の実践でした。どちらも大筋その通りという内容だったので、今回はどんな実践を示してくれるのか、期待しています。
この両先生が、ともに、深澤道場の道場生です。彼らを成長させている深澤先生ってどんな先生だ、と気になっている皆さん、ぜひ、8月17日は大宮へ足を運んでください。2学期が変わりますよ。