【横山験也のちょっと一休み】№.2398
■SG会■
SG会に参加しました。
緊張感ある提案や、アッと驚く話が連続的に出てくる充実した会です。
スタートはいつも明石先生の「話題提供」です。
今回は、明石先生が学長を務められる敬愛短期大学の学生さんの新聞です。
明石先生に、読書についてインタビューをしたものです。
そのタイトルは
~~明石学長への読書インタビュー~~
「今」しか感じられないものがある。
です。
印刷物を見たとき、「明石学」と目に飛び込んできて、「おお、ついに明石学を考える人が出てきたか!」と感動をしました。
でも、すぐにちがうとわかりましたが、いつか「明石語録365」のようなものをつくる人が出てくるだろうなと思いました。
さて、明石先生が大学生に向けて話した本です。
1、『街道をゆく』司馬遼太郎 全60巻
2、『出家とその弟子』倉田百三
3、『赤と黒』スタンダール
4、『なんて素敵にジャパネスク』氷室冴子
5、『男性自身』山口瞳
6、『青春の門』五木寛之
どれも私には縁遠い本と思いつつ、記事に目を通しました。
「私は田舎の貧しい家庭で育ったのね。
小学校時代は本を買うことはもちろん新聞に触れる機会すらなかったので活字への強いあこがれを持っていました。」
「(大学に入り)友達に「あれを読んだか、これを読んだか」と聞かれるため、今まで読書ができなかった分、悔しくてね。
隠れて必死に読書をしましたね(笑)。」
学ぶところ大です!
活字へのあこがれは志に通じ、
友への悔しさはバネとなります。
自分自身を突き動かすエネルギーが上からも下からもやってきているのです。
この感覚が自分の体に棲みつづけるような日々を送りたいと、記事を読みつつ思いました。
この日の夜の部で城ケ崎先生が、「道徳は学んでいくと奥が深く広大でとても及ばないことを感じる」と、大学院での学びの心境を話してくれました。
だからこそ、城ケ崎先生の勉強が進んでいるのだろうとな感じました。
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