【横山験也のちょっと一休み】№.2668
■ SG会:幼稚園の先生向け算数のレポート ■
明石要一先生が主催するSG会にはレポート提案があります。
A4で1枚程度でいいので、何か書いて、20部ほど印刷をして持っていきます。
もちろん、諸事情がありますので無くても大丈夫です。
私のこの間のレポートは近況報告が続いていました。
そろそろ何か違うものをと思って、夏に幼稚園の先生向けの免許講習会で話した事を書いて持っていきました。
タイトルは、
「江戸川大学での幼稚園の先生向け、免許更新講習(1)」です。
内容は、以下の2つです。
1、重視するのは「数量」か「図形」か
2、小学校の算数が座学なわけ
レポートの提案は、書いて来たことを読み上げることで行います。
ザザッと読んだら、明石先生が、「面白い!」と言ってくれました。
ズバッと褒めていただいたので、この先も何回か続けて書いていくことにしました。
家に帰り、少し続きを書いているうちに、「この調子で書いて80ページぐらいになったら、幼稚園の先生向けの算数本になるなぁ」と思いました。
幼稚園の先生方は皆さん大人ですので、算数は知ってはいます。
ですが、幼小連携と言われるような、小学校の算数とのつながりとなると、よくわからないのが現状です。
数年前に、大きな会場で幼稚園の先生方に算数のお話をしたことがありました。
その時、「一対一対応」という言葉を知っている先生が半分ほどもいて、さすがだなぁと思ったことを覚えています。
それでも、入学前に何と何の一対一対応ができるとよいのか、という少々奥深い所の話になると、自信をもってわかる先生はいません。
専門領域ではないのですから、知らないのが普通です。
そんな体験もあり、明石先生のお褒めの言葉もありで、入学に関わそうな算数を分かりやすく、図案を多めにして書いていったら、きっと喜ばれる本になると思った次第です。
来年の3月には、小学校の先生向けの算数の本を出すので、今はそこに向けて進んでいますが、再来年の春に幼稚園の先生向けの本が書けたら、算数の基礎力のある子が小学校に入学することにもつながるので、これは大事な仕事となりそうな気持ちになっています。
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12月のSG会は、恒例の第3土曜日。21日です。
場所は、JR稲毛駅トホ2分ほどの所にある、明石先生のオフィスです。
夕方、5時半ごろからスタートします。
「ちょっと気になるな」と思われたら、ぜひ、御参加ください。
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