【横山験也のちょっと一休み】№.3546
来月のSG会の課題図書を読みました。『ことば、身体、学び』(為末大、今井むつみ著、扶桑社新書)です。
為末氏の話、いいですね。具体的にどういう言葉かけをしたらいいのかが書かれています。陸上界では「みぞおちから足が生えているように」との指導言があるそうです。なるほどと思って、少し走ってみたのですが、老齢でも骨盤を動かして走っている自分を実感できました。「たいしたものだ!」と痛感しました。
今井氏の話の中には、算数の話が結構あり、楽しく読みました。その具体例がどれも子供が間違えた事例だったので、頭の体操的な楽しさを味わうことができました。残念なのは、為末氏のような伸びる指導言がないことです。それでも、具体例が示されているので、宇佐美寛先生ではありませんが、目を低くして考えていくと、思わぬ発見もでてきます。
この本のレポーターが私なので、読んだついでに、さらさらっと書きました。算数の内容があると、すいすいかけるのでありがたいです。
来月のSG会は21日の土曜日です。楽しみです。