【横山験也のちょっと一休み】№.3623
昨日は、さくら社の創立記念日でした。ちょうど15周年となります。皆様のおかげと感謝しています。
その喜びをかみしめつつ、電車で『ファスト&スロー』を読み返していました。最初に読んだ時は何とも思わなかったところに、今回は、ビビッと来るものがありました。
算数の問題を解くときには当然思考力が必要とされるのですが、どう考えてもうっかりミスとか、ぼんやりしていたとか、気軽に取り組んだというようなことで、誤答を出すことがあります。
この点について、諸野脇氏がかなり敏感に反応していることもあり、これも一種の思考なのではないかと、本を読みつつ思いました。
すると、思考には2種類あり、一つは冷静に論理的に考える思考。もう一つはちょっと緩くなって直感で安易に考える思考。
そこから、あれこれ妄想が始まったのですが、最終的にその方面の本を買い求めて、もう少し勉強してみるかと思った次第です。
昨日は4月16日です。この日は、尊敬する宇佐美寛先生の御生誕の日でもあります。その日に、新しい研究テーマらしきものが見つかった思いでいます。宇佐美先生を偲ぶ会などもあり、宇佐美先生のお弟子さん筋にあたる諸野脇氏、小川氏、川合氏、岡本氏との交流が深まっています。新しいテーマは宇佐美先生のお導きのようにも思えています。