【横山験也のちょっと一休み】№.2324

■都営新宿線が止まりました■
ようやく風邪が治って来て、良しこれからだと思っていたら、今度はあっちが痛い、こっちが痛い。
こういうのが年を取るということなのですね。

まあ、それはそれで楽しいことですので、いいとして、今日は神保町の駅に着いたら、いつもと雰囲気が違っていました。

改札脇の駅舎に、駅から出る人が結構な列を作っています。
「これは止まったな」と思ってホームに入ったら、いつ発車するかわからないというアナウンスが流れています。
電車は動いていませんでした。

とはいっても、ホームには電車が止まっていて、ドアも開いています。
これ幸いと電車に乗ったら、冷房が実に快適。
席もまばらに空いています。
座って、読書を楽しめました。

せっかくの快適環境での読書ですので、できれば、小一時間ぐらいは止まっていてほしかったのですが、10分ほどで出発となりました。

読んでいたのは伊藤仁斎の「論語古義」。
線をひいては、ため息をつく。
そんな感じです。

「過ちのないのをよしとはせず、よく過ちを改めるのをよしとする。」(p183)

おっしゃる通りです。

家で寝ている時は、誰一人、転びません。
でも、外で活発に活動をすると、ひょんな瞬間に転ぶことがあり、擦り傷をつくることがあります。
生きている限り、転ぶことは誰にでもあるのです。

大事なことは、後の態度です。
転んで泣きじゃくって、人のせいにするか。
転んでも我慢して、次からは気を付けようと思うかです。

私なんかは気が弱いので、「痛い、痛い」と言って、しばらくしてから、次から気を付けようとなるような気がします。
これでも「改める」の側に入れるので、まずは及第と思います。

論語は面白いですね。
とてもいい勉強になります。

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