【横山験也のちょっと一休み】№.3751

先日の「ジョナサンの会」に提案された、城ケ崎先生のレポートについて、このブログで少し書きました。書いた内容は、進化教育学から見ると、なかなか面白いことが見えてくるということです。

どう見えるのかについて、城ケ崎先生から話を聞きたいとあったので、5月4日(日)に「第1回 進化教育学セミナーinジョナサン」を開くことにしました。
セミナーとは言っても、今の所、受講する人は城ケ崎先生ひとりです。

セミナーの主な内容は2つ。
1、進化教育学の概論
2、事例検討(城ケ崎レポート)

雑談も含めて2時間を予定しています。

1のが概論は、小川氏が比喩的に話してくれた「天動説、地動説」から始まります。
この2つの説をどうとらえるかは、進化教育学を学ぶ上でとても重要です。
それから、進化教育学について、あれこれと大事なところを話します。

2の事例検討は、まずは受講生に事例を検討してもらいます。その後、私が話をします。
この形がなぜいいかについても、検討すべきところですが、それはちょっとメタが過ぎるのでしばらくはしません。

◆話は変わりますが、前回書いた「論理的説明」と「直感的説明」にフィットする算数の話が知人の先生から届きました。
1年生のたし算に「忍者計算」を登場させたら大いに受けた!という内容です。
単に忍者を出すだけでなく、「なぜ足すのか」「なぜ引くのか」という理由、言葉を変えると「論理的説明」をしっかり学びつつ、そこに、お楽しみとしての忍者(「直感的説明」)が登場します。
これは、「理由」+「お楽しみ」という形にも見えますが、そこに、「論理的説明」+「直感的説明」の世界でもあると理解出来たら、それが進化教育学です。
子ども達に喜ばれながら、大事な学習がすすみます。いいですね!!