桃崎先生が講座で紹介してくれた『失敗の本質』です。桃崎先生は宇佐美先生に紹介していただいたと言っていました。
ノモンハン事件の所まで読んでみたのですが,この本,面白いです。
日本軍の兵は各戦闘で良く戦ったが,組織としての戦い方は失敗例が多い。
勝ち目のない戦況でも,日本軍のみが持つ無形的戦力(精神力)によって何とかなると楽観する。
こんなようなことが,綿密に書いてあり,なるほどと思ったり,反省したり。
具体的に記されていると,やっぱり説得力が大きいです。
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この本,文庫なのですが,400ページと分厚いです。
読み終えるには,かなり時間がかかりそうですが,最後まで読みたくなる中身なので,当面の読書は楽しみが膨らんでいます。