【横山験也のちょっと一休み】№.3137
城ケ崎先生もワクチン接種が終わったので、いつものジョナサンで歓談しました。
一昨日、野口家の観音堂で、若い先生から子どもが弱くなっている話を聞きました。4年生の子が注射で3人大泣きしたとのことです。
私が子供の頃は、注射で泣くなんて、子ども心にもみっともなくてできないことでした。
痛くても、「へっちゃらだい!」と強がりを言ったものでした。
すごい光景もありました。予防接種で一人の友達が目から涙を出していました。でも、声をあげませんでした。
それでも、友達数人がその子を囲み、「泣いた!泣いた!」と冷やかします。すると、言われた子はむきになって、「僕は泣いてない!」と強く言い返していました。
取り巻きで見ていた私は、「こいつ、すごい」と思ったものでした。
これがノーマルな子どものプライドだったのですが、今はそういうのを持っていない子もいるのですね。
そうして、今日、城ケ崎先生と雑談していると、同様に弱くなった子の話が出てきました。
城ケ崎先生も、「みっともないという観念が弱い」と話してくれました。
その話を聞き、2学期からは「姿勢」を指導すると良いことを話しました。
そこから、ずっと姿勢を中心とした話が続きました。
当然のことですが、2人とも良い姿勢で話しています。
良い姿勢が好きで、良い姿勢をしていたい人が、姿勢を指導すると、その効果は大きいです。
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良い姿勢の話は出ていませんが、道徳の新しい視点を提案しているこの『道徳読み』は良いです。
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