大阪の野口塾に参加してきました。
事前学習法と修養について,お話させていただきました。
とくに,修養では姿勢・立腰について話しました。
話が終わり,自席に戻ったら,私の席の前に座っていた新田先生が笑顔で話しかけてくれました。
うかがえば,立腰教育をされているとの事でした。
それが今や学年にも広がっているそうです。
こういう話を伺うと,やっぱり,嬉しいものがありますね。
力強く,握手をしました。
良い姿勢で座れるようになると,子供達も徐々に変化してきます。
落ち着いてくるので,集中力が高まり,良い結果がついてきます。
立腰や姿勢・作法の教育は,荒れとか崩れを予防する効果があります。
なにしろ,「荒れる」「崩れる」というのは,動きがきつい状態です。それも,悪い方向に。
そうなる前に,静かにすることをしっかりと学んでおきます。
すると,心の落ち着け方が分かる子になるので,次第に荒れることが難しくなってきます。
荒れ防止の事前学習ですね。
静かにする方向への教育を,私は「静の教育」と呼んでいます。
立腰教育・姿勢教育・作法教育。
このあたりは全部,静の教育です。
力のある先生は,静を意識するしないにかかわらず,実践しています。
どんな静の教育を実践されているのだろうという視点で,力のある先生のお話を伺うのも良い勉強になります。
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