【横山験也のちょっと一休み】№.3607

誕生日がやってきて、私も七十になりました。
70にもなれば、やることも無くなって、のんびり過ごしているだろうと思っていたのですが、あれこれやりたいことが増えているのが現状です。

昨年の夏から勉強し始めたプログラミングに、今はすっかりはまっています。新しく算数アプリの開発をしていますが、非常に面白いです。これがまだしばらく続くので、ありがたい70才となっています。
せっかく少しできるようになったプログラミングですから、70代の算数プログラマーとしてガッツンガッツン進むのも楽しいだろうなと思っています。

プログラミングだけでも充実しているのですが、そこに「いつもジョナサン」で生まれた「夢中で算数チャンネル」のプロジェクトが今月から始まります。こちらはアナログ系の算数です。手作り教材の話もあれば、ちょっとした歴史の話。摩訶不思議な伝説的な話など、ジャンルにこだわらず算数を網羅的にアップしていこうと思っています。
これも、やり始めたらかなりのボリュームになります。

これに乗っかって、ついでに紙に「夢中で算数」をラフ書きして、記録に残そうと取り組みを始めています。「夢中で算数チャンネル」にもアップできないような、非常にくだらないことまでも書きとどめたいと思っているので、100枚、200枚は難なく通過します。
こちらはちょっとしたライフワークにもなりそうで、わくわくしています。

そこに、国語学力形成のもっとも根幹的な指導を発見したので、これを今年の夏にはセミナーなどでアピールしていこうと考えています。幸い、野口塾の皆さんが全員国語学力形成には関心度が高いので、大いに実践的に協力してもらって、「日本人の読解力向上のベースづくり」を推進していこうと考えています。

「若い」という字は「苦しい」字に似ていると、昔の流行歌にありました。
若さはじけて、体を動かすから、苦しくなるのです。
「老いる」という字は「考える」と言う字に似ています。
動かしたくても体が動かないので、頭を使いたくなるのです。
こういう経緯で、人は年を重ねると考えることが好きになるので、これから先がいよいよ本番の面白さになるのだろうと思っています。

下の3冊は算数の面白い本です。