少し,セミナーが続きます。
11月22日(土)「算数ソフトのセミナー」 東京
11月23日(日)「有田和正継承セミナー」 東京
12月6日(土)「授業道場「野口塾」 in 大阪Special」 大阪(「算数ソフトの有効活用法」)
12月14日(日)「第2回 事前学習法セミナーin東京」 東京
12月23日(火祝)「授業道場「野口塾」in神戸 2014」 神戸(「算数ソフト 海を渡る!」)
1月には,神奈川と千葉で作法の話をしてきます。
お近くの先生,ぜひお越し下さい。
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皇居のほとりに銅像が建っています。
昔の貴族の銅像とのことで,ちょこっと見学してきました。
銅像の正面に回り,お姿を拝見した瞬間,私は大満足しました。
貴重な情報が銅像の中に表されていたからです。
野口先生からお電話をいただいた時,「卒業式の作法,儀式とは何か」で話して欲しい旨,お言葉をいただきました。
すぐに,重要な文献をざっと読み返しました。
その資料の中に,明治時代に書かれた『改定 祭典式作法 全』があります。
神社の神職の方に向けて書かれた本です。
明治時代に形作られた学校作法は,その大筋が帝系です。
ですので,こういった本も目を通しておくと,現代作法の原点にふれることができます。
この本の第6章が「作法1」で,「笏法」が載っています。
笏法というのは,笏の持ち方,置き方などの作法のことです。
「笏を持つには右手の拇指と小指を笏の内にして,
三指は離れず相接して外にし・・・・」
そうして,銅像です。
笏を持っています。
持ち方を見ると,三指をそろえて外側にしています。
この持ち方,大先輩から教わったことがあったのです。
卒業証書をいただいた後,自席に着きます。
半分に曲げた証書が開かないように持つのですが,その時の指をこのようにするよう指導されていました。
子ども達向けには,証書が落ちにくくなるからね,という事でしたが,先生方にはもっと別に意味があることを話してくれていました。どんな意味だったのか,すっかり忘れてしまいました。
それが,書物と銅像で確かな理由として結びつきました。
余談ですが,「三つ指をつく」と言う所作がありますね。
女性が改まった場面で丁寧な挨拶をする時,このようにします。
女性の三つ指と笏の三指,何かつながりがありそうです。
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銅像:和気清麻呂(わけのきよまろ 奈良~平安時代の貴族)
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