【横山験也のちょっと一休み】№.2718
■ 『数学小辞典』をまた購入 ■
『数学小辞典』が第2版になっており、さらに増補版になっていることを昨年知り、購入しました。
これで3冊目です。
始めて購入したのは大学生の頃です。卒論などもあって、珍しく学問に熱くなっていた頃です。
次は、小学校の先生をしていた頃。
そろそろ新しく買いなおそうと思い立ち、購入しました。
奥付を見ると、1993年となっていました。
まだ、第一版でした。
そうして、第二版になっていることを知り、また、2回目の時からすでに四半世紀・・・。
辞書の中身は新しい方が良いので、再び購入しました。
まっさらの辞書に線を引いていくのは、やはり気分がいいですね。
辞書の1ページ目に、「会田安明(あいだやすあき)」が載っていることを発見しました。
江戸時代の数学者で、かの有名な関孝和の関流に対抗して、最上流を起こした人物です。
第1版にも載っていたかなと思い、開いてみたら、載っていませんでした。
きっと、二版の編集員に和算の強い先生がおられたのだろうなと思います。
そう思うと、この先、この辞書を引くことで和算関係のいい勉強もできそうです。
ちょっとした出来事ですが、感動しています。
自分の専門分野は書籍を読むことで学ぶようにしていますが、それでもわからないことだらけです。
知恵不足の所は辞書で補っています。
算数が得意だ!
算数が好きだ!
という先生には、この辞書、高いレベルでお勧めです。
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