メールマガジン「ぼうけん」(無料)の山本編集長から,嬉しいメールが届きました。
その昔,スクーでお話しした「二分の一と六分の三は同じだが,違う」を,三育の全小学校長にお知らせしたそうです。
その後,校長先生方の会議があり,「勉強になった」と嬉しいお言葉をいただけたそうです。
お役に立てて,良かったと思います。
その山本校長先生が編集する「ぼうけん」の読者が増えていました。
1200部発行です。
熱血ティーチャー奥田先生,社会とITの佐々木先生がこれからますます活躍してくれます。
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花咲じいさんや舌切り雀。
登場してくるのは,正直じいさん・正直ばあさん。
それと,正反対のじいさんとばあさん。
この正反対のじいさん・ばあさんは,意地悪じいさん・意地悪ばあさんであり,欲張りじいさん欲張りばあさんです。
思うのですが,このような昔話は「正直」の正反対の意味をお話付きで教えているのではないでしょうか。
「正直」の反対は「いじわる」であり「欲張り」です。
私は,どちらかというと,「欲張り」の方がジャストフィットしていると思っています。
この欲張りというのは,もちろん「物欲」です。
欲張りはごまかしたり,だましたりと下落していく利己の道を歩みます。
結果,泥棒など,人様に背を向けて生きることになります。
物欲が無いと,嘘ごまかしのない正直な道を歩みます。
この正直な道というのが,利他の道であり,「仁」の道です。
「仁」は「人が二人」ということで「親」を意味しています。
親,御両親を思いつつ生きる道,御両親に背を向けない道。
それが正直の道,つまり,「正しく真っ直ぐな道」なのだと,私は思っています。
今まではともかく,これからは少しでもこの道をと,昔話を読みつつ思いました。
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