平光雄先生の新刊が致知出版から出ました。
『道徳の話』です。
一枚の紙に,ちょこっと書く。
それを子ども達に見せる。
すると,道徳がしっかり子ども達に伝わります。
ああ,こんな簡単な方法があったのかと得心しました。
算数ソフトを使うと頭にストンと算数が入るように,ちょこっと書いた絵で心にすとんと落ちていく道徳です。
しかも,その一つ一つの徳目も実に良いです。
全国に普及して欲しい道徳です。
家庭でも簡単にできる,質の高い道徳です。
『道徳の話』は,「道徳を子ども達にどう伝えるか」がスッキリと書かれている実に良い本です。
お勧めします。
平先生の著書と言えば,『究極の説得力』があります。
こちらの本では,どんないい話も「誰が伝えるか」で伝わり方が大きく変わります。
語る人はどうあるべきか,教える人はどうあるべきか。
それが説かれています。
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平先生先生とは,若い頃,教育のセミナーでお会いしたことがありました。
あれから,四半世紀が過ぎ,縁あって,再び交流するようになりました。
久しぶりに会った時,平先生は技術の追究ではなく,人格磨きが重要だと私に話してくれました。
そのダイナミックな生き方が,一つは『究極の説得力』として形になり,一つは,子ども達への『道徳の話』として形になりました。
これから先も,大いに注目していきたい先生です。
皆さん,良い本です。是非,お読み下さい。
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