【横山験也のちょっと一休み】№.3432
高崎女子高の生徒さんからインタビューを受けました。その内容はルワンダの算数教育(四則計算)です。
「どうして私への御指名となったのか」と尋ねたところ、8月にキャリア教育(?)で松山さんの講演があり、その話がきっかけだったそうです。松山さんが学校に来てくれ、話の中にルワンダのこと、特に小学校を卒業しても四則計算ができない子がたくさんいるとの話があり、そこが気になり、ネットで検索をしたら私が出て来たそうです。
生徒さんも、「松山さんの話」→「自分で検索」→「横山」とつながったら、その松山さんと私が同じプロジェクトのメンバーだったことを知り、驚いたそうです。
「ルワンダの算数教育」という狭いジャンルでは、今の所、私やさくら社ぐらいしかヒットしないのかもしれません。どうも私はマニアックな世界の専門家と言えそうですね。
今回のインタビューで個人的に面白かったのは、「ルワンダと日本の算数の違い」です。これはかなり深いテーマなので、ここをポイント高く話せる人は少ないだろうなと思います。ざっくりとした算数は知っていても、教科書レベルでの算数がどう違うかは、よほど教科書を見ていないとわかりません。その中の一つとして、分数小数では「日本の算数が特異」ということを話しましたが、かなり納得してもらえました。
インタビューは順調に進み、最後におまけの話として「牛の話」を町田さんにしてもらいました。大変珍しい婚礼の結納の話です。そうして、別れ際、町田さんがルワンダの着物を着ていたのでそれを生徒さんに見てもらいました。ルワンダの空港に降り立つと、着物にあったルワンダ柄が壁にいくつも貼ってあります。お国を象徴する素晴らしいデザインです。
高女の生徒さん、ありがとうございました。
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