2021年11月14日(日)20:41:24

竹尺の読み方

【横山験也のちょっと一休み】№.3197

ちょっと気になる用語があり、それについて古い辞書で調べました。
うまくいかないこともありますね。結局、わからず、しばらくは謎が続きます。

その時、もしかしたらと思い、『和漢三才図会』を開いてみました。
『和漢三才図会』というのは、江戸時代の辞書です。手元にあるのは、明治時代に印刷しなおし、1冊にまとめたものですが、これがなかなか面白くためになります。

残念なのは、索引が項目に分かれているので、五十音引きができません。
非常に調べにくい辞書ですが、とりあえず開いてみました。

すると、その珍しい内容に目が行ってしまい、調べたいことが頭から抜けてしました。

久々に開いて、「そうだった!」と再確認したのは、「竹尺」の読み方です。
現在は「竹尺」と書いて「たけじゃく」と読むのですが、江戸時代は違っていました。
「竹尺=ものさし」なのです。
もちろん、竹でできている物差しだから竹尺なのです。

こういうちょっとした知識が、結構重要と思っています。
一つ二つ知っている段階を超えて、10個20個は知っているも超えて、だいぶ知っている状態になると、知識が複雑に絡み合って、面白いことが見えてくることがあります。

何が見えてくるかは、事前には全くわからないのですが、見えた瞬間は非常にいい気分になります。

『和漢三才図会』のことは何も載っていませんが、算数の授業が楽しくなるアイディアが下の2冊の本に、たくさん紹介されています。
この本に登場するネコちゃん、可愛いです。

算数,
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