チーム算数の開催日でした。
話題になったのは,『キーワードでひく小学校通知表所見辞典(CD-ROM付)』です。
城ヶ崎先生も話してくれましたが,所見は評価ですから,評価の大元である学習指導要領からキーワードを引くのは,まさに王道ということです。
こういう大元・原点を考えつつ物事を進めることが,自分勝手とか自己流とか言われる異端な道を歩まずにすむ最善の策なのです。
今度の所見は,この本を友として,これまでよりグレードアップした通知を記して欲しいと願います。
所見は,和語に直すと「見所」です。指導要領の方向性に合わせて,一人一人の子の見所を記せます。
所見を手にする親御さんも喜んでくださると思いますし,所見をチェックしてくださる管理職の先生方も,きっと御納得ですね。
チーム算数は,主に算数の話しをしているのですが,その基本は考え方の研究です。
大元・原点を考えることです。
そんな面白い事例が,帰り際,城ヶ崎先生のカバンから出てきました。
小数の指導の画用紙で作った教材です。
この時の,原点は「数や式は英語。それを伝えるのは日本語」ということです。
だから,教材の中に,和語の典型である助詞をちょっとまぶすから分かりやすくなると言う話になりました。
たくさんの話しが出て,とても良い時間を過ごせました。