一ヶ月ほど前でしょうか。稻毛駅で明石要一先生とばったり出会いました。
その時,日本教育技術学会が千葉で開催される話しも出て,ちょっと参加してみようと思いました。

久しぶりに参加したら,むかし懐かしい先生方との再会もあり,ちょっとしたタイムスリップ感を感じ,楽しい一時となりました。

昼食中,菅原先生と算数ソフトの話ができました。
これが実にいい話でした。

菅原先生は4年生の担任で,算数ソフトを使っています。
算数ソフトを使っているので,算数の授業は多いに盛り上がり,勉強もしっかり進んでいます。
この話しだけでも,嬉しい気持ちになります。

驚いたのは,話しがそこで終わっていなかったことです。
菅原先生のクラスには,特別支援学級の子が5名在籍しています。
その子達が,全員,算数の時間を楽しみにしているのです。
もちろん,算数の授業中もやる気を示しています。

普通に授業をしていても,授業中のやる気が萎えやすいのが算数です。
落ちこぼれの原因にもなっていきます。
その算数にみんながやる気を出してくれていることは,ただそれだけで,とても大きな奇跡です。

さすがだなと思ったのは,そこからの菅原先生です。
その子たちがやる気を出してくれているので,個々の躓きを突き止めることが出来たのです。大きな原因は計算とのことで,毎日,少しずつです計算力回復の取り組みをしているとのことです。
奇跡はこうやって生まれていくのかと,強く感じ入りました。
菅原先生,頑張って下さい。応援しています。