【横山験也のちょっと一休み】№.2115
宇佐美寛先生の『教師の文章』。
今月の半ばに3刷が出来上がりました。
そうして、今、4刷が準備中です。
1月中旬には出来上がります。
楽しみです!!
■塚田先生、時計のソフトで!■
中学で特別支援級を担任している塚田直樹先生から、嬉しいニュースが届いています。
塚田学級の生徒さんの一人が、時計の読み方を忘れてしまったのです。
そこで、塚田先生は『夢中で算数』のソフトを生徒さんに触らせました。
すると、再び、時計を読めるようになったとのことです。
このときの塚田先生の指導が素晴らしいです。
大事なポイントは,ただの1点。
先生が教えるのではなく,何度かやっている内に正答を言えるようになってくるのを待つようにすることです。
これ、先日あった多田先生とも話したことです。
算数は決まりで成り立っている学問です。
その決まりが分かった瞬間、これは実に嬉しい一瞬となります。
ですから、ソフトで何回かトライすることで、生徒さんが自分の頭で「こうすれば、答えられる」というものをキャッチしてくれれば、最高なのです。
塚田先生からのニュースに、心がホッと温かくなりました。
『夢中で算数』(子どもが夢中で手を挙げる算数の授業)を作ってよかったと、つくづく思います。
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