点Aと平面Pの距離を学ぶソフトです。

点Aから最短の長さが「距離」となることを学ぶだけなので,それほど難しくも無かろうと思います。
しかし,教科書や参考書,プリントなど2次元の世界でこれを表現すると,右の図のように,本来,短いはずの赤線が,青線より見た目うんと長く見えます。
誤解・勘違いが生じても不思議はありません。

こういうときの対策として,模型を見るという方法があります。実に大切な学習です。
そういう模型学習と合わせて,「図に数を示す」学習があると,押さえとして実に有効となります。

数が示されていると,ごらんのように「青い方が長い!」とすぐに分かります。
3桁の数の大小比較は,小学校2年生で習っているので,中学生ならスパッと長短が分かります。
数の補助を使って,空間図形を平面に落とした図面の見方をしっかり理解できれば,それはグッドとなります。

この数ですが,[?]ボタンをクリックすると表示・非常時を切り替えられます。

そうそう,一つ話し忘れました。
頂点の●にマウスを当ててドラッグすると,この図形は動きます。
ですので,垂線が最短であることを見るには,青丸をドラッグしてみるとよいです。青丸をドラッグすると青線の長さだけがどんどん変わります。でも,どの位置に動かしても赤線の長さより短くなることはありません。数も同時に変化するので,数を見ていると,その確認ができます。

このソフトもなかなか面白くできあがりました。