秋田県羽後町へ行ってきました。
羽後町の先生方が集まる研修会で「教育における不易流行」を話しました。
3つ話すことを予定していました。
1,思考力育成法
2,事前学習法
3,行儀作法
話をして一番驚いたのは,会場の先生方が実によくノートを執っていることでした。
終わった後で,沼澤校長先生に伺ったら,「メモは本当に熱心」とのことでした。以前,野口先生がお話しされたことがあり,その時には野口先生から「日本一ノートを良くとっている先生方」と大讃辞を頂いたそうです。
なんというか,ノートを執ること自体が自然体なのです。これが実力を底支えしているように思えなりません。
すばらしい先生方です。
そのノートを執っている様子がステージの上の私からもよく見えるのです。
会場が劇場型のホールだったので,手前の席は下に見え,後ろの席は上の方に見えます。上下の差が大きい分,先生方の姿がよく見えます。
熱心にメモする姿を見てしまうと,私もそれに何とか応えなければ・・・・との思いが走ります。
いつもより間をとろう。
言葉が重なるように繰り返そう。
こういう気持ちになれたこと。
これが羽後町の先生から頂いた大きな学びでした。
ありがたい一時になりました。
話た中で,思考力育成法は大変評判が良かったです。
メモの走り方が違いました。
本も持っていきました。
過去の経験から,公務のセミナーではあまり本は売れません。
ですが,今回は違いました。半分以上売れてしまいました。
『関大初等部式 思考力育成法 ガイドブック』と『思考ツールを使う授業』は完売でした。
羽後町の先生方の熱心さが本からも伝わってきました。
学力日本一の県の先生方は勉強熱心。
そう痛感して,帰りの列車に乗りました。
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